千葉大学高速演算サーバ
目次
ログイン
必要なソフトウェア
windowsの人は、puttysshを使うと良いでしょう。macの人は、 opensshがdefaultで使えるのでterminalから操作してください。秘密鍵・公開鍵方式のssh認証に仕組みを理解するとより良いでしょう。
公開鍵と鍵の作成
windowsの人は、puttygenで公開鍵と秘密鍵を生成します。login先のためにopenssh用の公開鍵を生成する必要があります。pythonでopenssh用とputty用の鍵を生成するスクリプトを利用しています。
#!/usr/bin/env python import argparse import subprocess as sp par = argparse.ArgumentParser() par.add_argument('basename') args = par.parse_args() com = 'ssh-keygen -f {}'.format(args.basename) sp.run(com.split()) print("make key for putty...") com = 'puttygen {base} -o {base}.ppk'.format(base=args.basename) sp.run(com.split()) print("{}.ppk was created.".format(args.basename))
macやlinuxの人は、一般的なunixと同様、ssh-keygenで鍵を生成すれば良いで しょう。
ファイルのやり取り
公開鍵の登録
ログイン先の~/.ssh/authorized_keysに作成した公開鍵をコピペしてください。
ssh接続
ホスト情報
cuhas17.imit.chiba-u.jp
$HOME/.ssh/configに「ssh imit」で接続できるように次のよう登録すれば良いでしょう。
Host imit User aaaa7777 HostName cuhas17.imit.chiba-u.jp
scratchディレクトリの作成
- SR24000_20180109.pdfのP.6を参照
- 巨大ファイル用のスクラッチディレクリの作成。30日、更新のないファイル は消される。
/usr/local/bin/mkshortdir
Gaussian
はじめに
千葉大の高速演算サーバ(SR24000)でgaussian16を実行してみます。この文章 は、計算機(UNIX)の操作にあまり慣れていない人向けに書かれています。おま けで実行しやすいよう簡単なスクリプトも作成しています。またマニュアルも リンクしています。(学内からのみマニュアルとスクリプトはアクセスできま す)
なお研究室で、gaussianはほとんど使わないのですが、相談を受けてこのペー ジを作成しました。
gaussianの実行
- SR24000_20180109.pdfのP.10を参照
- studentと教員でコマンドが異なる
- exampleは以下に配置されている。
/usr/local/g16/tests/com/
インタラクティブ実行
CPU制限が1hでメモリの上限が8Gbyteです。
- SR24000_20180109.pdfのP.10
export GAUSS_SCRDIR=/short/c6619606 source /usr/local/g16/bsd/g16.profile /usr/local/g16/g16 < input.com
queing
時間指定のスケジューリングはなさそう
- SR24000_20180109.pdfのP.12を参照
- R1 多重度30, 20 core, 8h
- R2 多重度8, 40 core, 24h
submit
- howtouse.pdfのP.23を参照
- サンプルsubmit.csh
#!/bin/csh -f #@class = R1 #@resources = ConsumableCpus(20) #@output = $(jobid).out #@error = $(jobid).err #@notify_user = ohkubo.takahiro@faculty.chiba-u.jp #@notification = always #@queue setenv OMP_NUM_THREADS 20 setenv GAUSS_SCRDIR /short/c6619606 setenv g16root /usr/local source $g16root/g16/bsd/g16.login /usr/local/g16/g16 < input.data >& output
コマンド
キュー操作のコマンド3つ。
- llsubmit (jobの投入)
- llq (jobの確認)
- llcancel (jobの削除)
その他
.bashrcの例です。
export TERM=vt100 export LANG=C export LC_ALL=C export PATH=/opt/freeware/bin/:$PATH export PATH=/opt/IBM/xlf/15.1.0/bin:$PATH export PATH=$HOME/bin:$PATH export PS1="\u@sr26k[\w] " alias ls='ls -F --color' alias less='less -fr' alias vi="vim" alias make="gmake"
- chkからfchkの生成, formchk
https://www.hpc.co.jp/gaussian_help/u_formchk.htm
- fchkからcubeの生成, cubegen
自作シェルスクリプト
実行しやすいよう簡単なシェルスクリプトを作りました。UNIX使えない人にはインストールがきついので、imit上でダウンロードさせてインストールできるように変更予定。
chk2cube
chkからcubeファイルを生成するもの。formchkとcubegenを呼び出す簡単なものです。
run_g16
バッチではなく、フォアでとりあず実行するためのもの。
run_g16 input.com | tee input.log
submit_g16
submitスクリプト生成するプログラム。defaultで大窪にメールするようになっているので、変更すること。-rでキューを選べる。
submit_g16 hoge.com
これでhoge.shが生成されるので、llsubmitします。
llsubmit hoge.sh
defaultでR2のキューに投入するスクリプトを生成します。-rでR1キューの変更できます。
llsubmit -r R1 hoge.sh