Python開発環境の構築¶
大学設置の教育端末と同じ開発環境であるJetbrains製のPyCharm Eduをインス トールします。日本化したい場合は、Pleiades プラグインを利用してPyCharm Eduを日本語化します。
ブラウザによっては、ブラウザ上でインストール用のファイルを実行しようと しますが、ダウンロードしてからファイルを実行した方が安全です。
PyCharm Eduのインストール¶
PyCharm EduはPython教育用に開発されたIDE(Integrated Developement Environment)です。IDEとはプログラムの作成から実行・デバックまでを提供 する統合環境を指します。Pythonのための有名なIDEがいくつかありますが、 PyCharm Eduは自習機能をついていて、初学者に優しいのでPyCharm Eduの利用 をおすすめします。以下のURLにアクセスして、PyCharm Educationalを Downloadします。
https://www.jetbrains.com/education/download/#section=pycharm-edu
自分のOSにあったものをダウンロードしてインストールすれば良いでしょう。 いくつか選択を求められますが、すべてデフォルトで問題ありません。PCによっ ては時間がかかるかもしれませんが、気長にまっていてください。
PyCharm Eduの日本語化プログラム¶
日本語化のために、使っているOS用のPleiadesプラグインをダウンロードします。
http://mergedoc.osdn.jp/#pleiades.html#PLUGIN
pleiades-win.zip(macの場合はpleiades-mac.zip)のzipを展開して生成される setup.exeを実行します。日本語化するファイルの選択を求められるので、 PyCharmの実行ファイルを選択します。例えば以下のように実行ファイルが配 置されています。
C:\Program Files\JetBrains\PyCharm Edu 2019.2.1\bin\pycharm64.exe
ライブラリの追加¶
Pycharm上から現在使っているPythonに以下の手順でリポジトリの管理から numpyをインストールします。
表示からツールバーを選択する。
ツールバーの表示ででてきたアイコンをクリックして設定画面を表示させる。
プロジェクト・インターセプターの画面の「+」を押す。
検索boxにnumpyを入力してnumpyを選択した後、Install Packageを押す。
しばらくするとinstallが完了して、プロジェクト・インターセプターの画面 でnumpyが確認できます。installが完了したらnumpyをimportできると思います。
numpyと同じようにscipyとmatplotlibも追加します。