PyCharmの初期設定¶
千葉大の端末で利用できるPyCharm(Pythonの開発環境を)を利用するための初期設定について説明します。デフォルトのプロジェクトファイルの保存先が、再起動のために消されてしまう一時ファイル置き場になっています。デフォルトのプロジェクトファイルの保存先は、Z:に変更することを忘れないでください。また、Pythonはversion 3.6を選択します。個人PCで使う場合は、デフォルトの設定で問題ないかと思います。
ショートカット作成¶
今後、PyCharmを起動しやすいように、デスクトップのPyCharm Eduのショットカットを作成します。スタートメニューから Pycharm を検索して表示します。JetBrains PyCahrm Edu 2018.2 のアイコンが現れるので、アイコンを右クリックしてデスクトップにショートカットを作成します。
PyCahrmの起動¶
デスクトップに作成したPyCharmのアイコンをダブルクリックします。PyCharmが起動した後、以下のwindowが表示されます。以前の設定ファイルなどをインポートしないので、「設定をインポートしない」 を選択してOKを押します。
Studentを選択してStart using Edu Toolsを押します。
プロジェクトの選択画面が表示されるので、「Create New Project」を選択します。
デフォルトで設定されているプロジェクトの保存先は、一時ファイル置き場のため端末を再起動すると消えてしまいます。一時ファイル置き場でないZ:にファイルを置くためプロジェクトの保存先を変更します。自前のPCで演習を行う場合、プロジェクトの保存先はどこでも好きなところに設定してください。LocationはZ:直下の コンピュータ処理 とします。また、端末にはPython2.6とPython3.7がインストールされています。講義は、Python3.7で行うのでInterpreter:はPython3.7を選択します。Location:とBase interpreter:を設定したらCreateを押します。
Pycharmの開発環境が起動します。Pycharmの開発環境が起動したら、FileからSettingsを選びます。
SettingsのメニューからProject:のProject Interpreterを選択します。ライブラリを追加するため、 + を押します。
検索窓にnumpyと入れて検索します。numpyを選択したら、Install Packageを押します。
同様にscipyとmatplotlibも選択してInstall Packageを押します。
PyCharm上でプログラム作成¶
2017年度はPyCharmが日本語化されていましたが、2018年2月でupdateしたPyCharmは日本語化されていません。 画面の配置はほとんど同じなので、2017年度の説明のままとしています。
ファイルから設定を選択します。
表示メニューのルック & フィールからDarculaを選択してOKを押して見栄えを変えます(個人の好みで選択してください)。
プロジェクトの下にディレクトリ(フォルダ)を作ってプログラムの保存先を作成します。コンピュータ処理を右クリックしてメニューを表示させ新規からディレクトリを選択します。
ディレクトリ名を聞いてくるので、day01と入力します。
プログラムを保存するファイルを作成するため、 作成したディレクトリを右 クリックして、メニューを表示させ新規から Python Fileを選択します。
ファイル名を聞いてくるので、example-01とします。
これでプログラムを作成する準備ができました。新しいプログラムを保存する場合は、example-01と同じ手順で作成すれば良いでしょう。