名古屋大・東大の丸山先生のNMR装置で時間ドメインの測定と解析が行えるようプログラムを開発しました。
https://amorphous.tf.chiba-u.jp/gitweb/nagoya/Readme.html
セメントサンプルをいくつか測定を行いました。 dryとwetのcpmg測定を5回行って、再現性を確認しました。dry(左の図)の方はやや再現性に問題がありますが、wet(右の図)の方は良さそうです。dryは条件をもう少し検討した方が良いのともっと積算してS/Nを稼いだ方が良いかもしれません。
solid echoで自由水と結合水を評価するシーケンスと解析プログラムも作成しました。パルス幅が6 usくらいあるので、長いエコー時間がとれず、自由水の強度がややばらつきますが、こちらも少し測定と解析を調整した方が良いかもしれません。