理科大の手跡くん滞在

投稿者: | 2020年11月1日

理科大D2の手跡くん(指導教員: 竹内謙先生、NIMS: 小原先生)がしばらく研究室で炭酸塩-水系のMD計算に取り組むことになりました。2010年頃からいくつか炭酸塩-水系のMD計算の報告があるのですが、アモルファス系の論文を参考に試計算してみました。結晶cifファイルまたは炭酸塩と水の個数を指定すればLAMMPSインプットを生成するスクリプトを作成しています。まずは論文と同じくらいの数1,000原子で炭酸カルシウム、炭酸カルシウム1水和物、溶融-冷却でアモルファス135Ca2+-135Mg2+-270CO32--270H2Oの計算を行ってみました。これくらいの計算だとgermaniumの1ノード(10コア)使って数時間で計算できます。

無水炭酸カルシウム

炭酸カルシウム1水和物

135Ca2+-135Mg2+-270CO3-270H2Oアモルファス